最近よく耳にする新浪剛史さん(元サントリー会長)の話題。
「えっ、どうして福岡県警が出てくるの?」と気になった方も多いと思います。
じつはこれ、ちゃんと理由があるんです。
【新浪会長】なぜ「福岡県警」に捜査されたの?

理由その① 発端は福岡の門司税関
新浪会長が取り寄せた荷物を門司税関(福岡県)が検査したところ、大麻成分が含まれる可能性があるサプリメントが見つかりました。
新浪さんが取り寄せたサプリメントが、福岡にある門司税関で検査されました。
そこで「大麻の成分が入っているかもしれない」と見つかってしまったんですね。
理由その② 税関が福岡県警に通報
税関が発見した場合、その地域を管轄する警察に通報します。
このケースでは福岡県なので福岡県警が最初に担当しました。
理由その③ 「最初に見つかった場所」が管轄
警察の捜査は「事件や違反の疑いが最初に発覚した場所の警察」が始めるルールがあります。
そのため、本人の自宅が東京にあっても、スタート地点が福岡だったので福岡県警が捜査したのです。
税関で怪しいものが見つかったときは、その場所を担当する警察に知らせる決まりになっています。
だから東京に住んでいる新浪さんでも、最初に見つかったのが福岡だったため、福岡県警が担当することになったんです。
時系列まとめ

- 2025年8月22日:福岡県警は、麻薬取締法違反の疑いで新浪氏の都内の自宅を家宅捜索しました。
- 新浪氏の主張:新浪氏は警察に対し、「適法な製品だと思っていた」と説明し、購入したサプリメントが合法であるとの認識を示しました。
- 家宅捜索の結果:捜索の結果、違法薬物は確認されず、尿検査も陰性でした。押収されたのは、CBDなど合法成分を含むサプリメントだったと報じられています。
- 辞任の判断:サントリーホールディングスは、違法薬物の所持や使用が確認されなかったものの、会長として求められる資質を欠くと判断し、新浪氏の辞任を受理しました。
【新浪会長】経歴
新浪剛史さんは、日本を代表する経営者として知られ、どのステージでも確かな実績を残してきた人物です。
・学歴
慶應義塾大学経済学部を卒業後
- 1981年:三菱商事株式会社入社
- 1995年:ソデックスコーポレーション代表取締役就任
- 2002年:ローソン株式会社 代表取締役社長兼CEOに就任。以後12年連続増益を実現し、株価をおよそ3倍に向上
- 2014年5月:ローソン取締役会長に就任
- 2014年10月:サントリーホールディングス株式会社 代表取締役社長に就任。創業家以外として初の社長となる
- 2023年4月:経済同友会 代表幹事に就任
- 2025年3月:サントリーHD 会長兼CEO(Chairman & CEO)に就任
まとめ

「荷物が福岡で見つかった → 税関が福岡県警に連絡 → 福岡県警が捜査」
ただそれだけの流れなんですね。
ちょっと意外に感じますが、警察の管轄は“どこで最初に見つかったか”で決まることが多いんです。
一時的に注目を浴びる出来事があったとしても、これまで積み上げてきた実績と信頼を考えれば
彼が「日本に必要な経営者」であることは揺るぎない事実だといえます。
捜査の結果が分かるまでは、新浪剛史さんを信じ、静かに見守りたいですね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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